たすくパパのブログ

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急性心筋梗塞でダウンしたお話・・【搬送から手術編】

まさか、この年齢で『急性心筋梗塞』で入院することになろうとは・・

さて、この『心筋梗塞』で若くして亡くなった方といえば・・
サッカー元日本代表の松田直樹選手(享年34歳)が思い出されます。

・・で、この病気は中高年の方が多いのですが、30代、40代の方も十分に
危険性があるという事で、自分の経験を備忘録含め、何かのお役に立てるかもと思い、
まとめてみます。

とにかく、早期発見がもっとも重要な
病気ですので、少しでも心臓があれ!?と思ったら、循環器内科または内科へ!

ここからは時系列で行きます。

【2013年2月7日(木)】
 いつも通り、出勤。
 朝からなぜか身体の『左側の肩甲骨あたりがこっている』ことに気付く。
 まあ、いつもの肩こりの延長か、運度不足か・・と特に気にしないで過ごす。

【2013年2月8日(金)】
 左側の肩甲骨のこりを気にしながらも出勤するも、ここでさらなる異変に気付く。
 PCが入っているカバンを持って、最寄駅へ向うも、10mくらい歩くと、しんどくなって
 カバンを置いて、一休みしたくなってしまう。
 つまり、休み休みでないとカバンを持って歩けない・・
 特に手ぶらだったり、会社で自席に座って仕事をする分には変わりがなかったので、
 きっと疲れかなと思い、通常通りに仕事をこなす。
 この日は次の日の3連休の為にも、早めに就寝した。

【2013年2月9日(土)】
 朝起きても、特に変わらず
 さらに、『左肩甲骨あたりの激しいこり』に加えて、
 『心臓あたりが、かるく締め付けられてる』感じがあり、やはりこれはおかしいと感じ、
 病院へ。幸い、かかりつけの内科が近くの大病院の循環器内科に居た方だってのもあり、
 迷わずにかかりつけの内科に。

 症状を伝えた後、レントゲン、心電図の結果を見た先生が何やらあわてた様子・・
 偶然にもその日は超音波検査の技師さんが来ていたので、心臓の超音波も
 確認してもらった所、何やら先生とゴニョゴニョ話・・
 その後、ベッドに寝かされ、酸素マスクをつけられ、
 ここで『急性心筋梗塞』に違いないと告げられる。

 入院先の病院をどうするか?家族への連絡と同伴について等を調整し、
 その間救急車が到着し、先生のコネクションがもっとも強い『国際親善総合病院』へ搬送。

 <救急車>
  救急隊員からは意識の確認、症状の確認、等々を
  ヒアリングされ、あっという間に病院へ到着。
 
 <緊急救命室>
  あれよあれよというまに、服を脱がされ、点滴、注射、レントゲン
  超音波とテレビドラマさながらの内容・・
  薬を飲まされたり、おしっこの管を入れられたり(これがかなり痛かった・・)
  ・・とはいえ、ドラマほど殺伐としていなく、皆様の口調は穏やかでした。
 
 <手術室>
  そのまま手術室でカテーテル検査及び問題の血管の拡張及びステント挿入の手術が開始された。
  
  みなさんは手術というと、全身麻酔で患者さんは眠っていて、
  医師が「これから〇〇の手術をはじめます・・メス・・」なんてシーンを想像するかもしれませんが、
  今回の手術はこんなのとは異なり・・まず、全身麻酔ではありません!局所麻酔です。
  
  まずは右手首の動脈から直径2mm程度の細い管(これがカテーテル)が刺され、
  動脈をたどって心臓までそこからは複数の先生が「あーでもない、こーでもない」と言いながら、
  たまに「苦しいですか〜?」「胸は苦しくないですか?」と聞いてくれました。
  自分も特に痛みはなく、カテーテルが通っている感覚もなかったので、
  非常に不思議な感じでした。

  処理が一通り終わった後、簡単に状況をモニタ越しで教えていただきました。
  まず、血液自体は完全に止まっていたわけではなかったので、症状が軽くすんでいたのだろうとの事
  これが完全に止まったら、胸が苦しくなって倒れていたでしょう・・と。
  さらに、他の心臓の血液に関しては問題は見当たらないとの事で、
  入院しながら今後を考えていきましょうとのこと。

  すべてが終わったのは1時間くらいだったかな、
  点滴・酸素マスクをつけられ、集中治療室へ・・

  手術が終わったあと、運ばれている最中にチラッと長男君の不安そうな顔が
  今でも覚えています。

  この日から、自分の心臓と一生向き合う日が続く訳ですが・・

  さて、長くなったのでここまでにして
  続きの入院生活編は、また次の機会に・・